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オプション取引は、金融商品などに組み込まれていましたが、株価変動や金利変動や為替レート変動についての保険″のような機能をもちます。
災害や事故や病気に備える保険と同じように、株価下落で生じた損失を補填する保険として機能するのです。
保険の取引では、保険に加入した人はリスクを限定できますが、それを引き受けて、災害などがあったときに保険金を支払って損失を補填しなければならない保険会社の側は、高いリスクを負うことになります。
じつは、これまでに登場した金融商品でのオプション取引は、主に、その金融商品の客側が保険会社の役割を果たし、金融機関が保有する株式や外貨資産の価値(株価や為替レート)が下落した場合には、その損失を客側が補填する(だから客は大きな損を被る)ような仕組みになっていたのです。
リスク限定型投資信託の場合には、客側が株価下落の保険に加入するような仕組みですので、立場が異なり、商品ほどは危険でないのです。
ここで、運用終了時点にまとめて差し引くことにした手数料5万円を考慮すると、結局、この投資信託に預けた100万円は、2年後には90?105万円になっている可能性が高いのです。
しかも、平均的な予想では、100万円を切ると思われます。
信託報酬が割高な分だけ、どうしても損をしがちなのです。
告非常に低い確率ではありますが、100万円が2年後に120万円とか130万円になっている可能性はゼロではありません。
他方、原則として、10万円を超えて損をする危険性はないのです。
かなり乱暴な予想を述べると、同じ投資信託を買ったとして、10回のうち6〜7回までは、元本より少ない金額しか戻ってきません。
残りの3〜4回では儲かるのでしょうが、大儲けできる確率は10回のうち1回あるかないかでしょう。
この投資信託を買う客は、安全性を要求するあまりに、かなりの確率で少しずつ損をするという運用を選択したことになります。
もし「絶対確実に少しずつ損をする」状態にあるとしたら、結果がはっきりしていますから、正しい定義でリスクという用語を使えば、「リスクがない」状態と言えます。
そこまでひどくはないのですが、この投資信託を買った場合の結果はかなり限定されていますから、その意味で「リスク限定型」と表現するのは正しいのです(なんてイヤミな商品名でしょうか)。
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